The Second Bite

魚は何処へ? 釣れなきゃ魚屋で調達だ!

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異国の地で4 

久々の更新。異国の地シリーズ。中紀の釣りとはまったく関係ありませんが、興味のある方はどうぞ。バックナンバーはカテゴリーの異国話にあります。


 


とうとう在米中最後の釣り。今回は、ビギナーである韓国人のダンと台湾人のジムを誘い、野郎3人で南の海へと向かった。今日も空は濃紺。8月の太陽が照り付ける街は乾いた美しさ。

私しか免許を持っていなかったので、道中はすべて運転することになった。車内はやたらと賑やか。どこで行くのだとか、どんな魚が釣れるのかとか、もっとスピードを出せとか。すべて英語なので、注意散漫になって仕方がない。時折深呼吸して安全運転を心がける。


 


途中、ジャックインザボックスというファーストフード店で昼食を摂る。ここのチキンサンドイッチはいつ食べても美味い。ついでにバーガーキングのハンバーガーも好きだ(ただし出来立てのアツアツに限る)。


 


そうこうしながら夕方にメキシコ湾の港町、ガルベストンに到着。事前に予約していたモーテルにチェックインし、荷物一式を降ろす。そして、すぐさまウォルマートへ走り、友人用らのタックルを購入。さあ、いざ海へ。


 


砂浜へ車を横付けし、タックルをセットする。素人二人にメタルジグのジャークやフォールを教えるのは難しいと思ったので、マンズのリトルジョージ(ジグスピナー)をただ巻きするように説明する。すると1投目からダンにヒット。20cm前後のピギーパーチだ。小型のフエフキダイのような魚か。


 


エサの付いていない金属片でなぜ釣れるのかまったく理解できていないようだがまあいいや。そして10分ほど経過した後、またもダンにヒット。今度は、20センチ弱のスペック(シートラウト)だ。続けて台湾人のジムも、同サイズのスペックをヒット。すでに浜は大騒ぎ。


P1010173.2.jpgこれは私が以前釣ったスペックです。


 


その後も2人に、フラウンダー(ヒラメ)、スペック、ジャックフィッシュ(メッキに近いかな)が立て続けにヒット。彼らの好釣果とは裏腹に、私はなんとボーズ。ビギナー2人に慰められながら、釣り場を後にした。
P1010164.2.jpgこれも私が以前釣ったフラウンダー。参考までに。


 


晩は海辺のカフェで夕食。野郎3人で夜風に吹かれるのはどうかと思ったが、注文したツナバーガーは絶品。これはツナ缶ではなく、まぐろステーキがはさまったバーガーだ。あっさりしていてとても美味しかった。


 


翌日は、とある大学を目指した。海辺の大学でなんと敷地内に砂浜がある。夏休み中なので、一般に解放されているのだ。もしこんな大学に入学したら、釣りばっかり楽しんで何年も留年しそう。


 


昨晩の記憶が2人をヤル気にさせている。自信満々でルアーをキャストしている姿は既にベテラン。逆に私は、迷いが生じてルアー選択すらままならない。


 


今日は、ジムにファーストヒット。中型のスペックをキャッチ。その後アタリが遠のいたが、私がポッパーをキャストすると、水面がざわつき始めた。ヒットはしないが、魚がチェイスしてくるのが見える。



すると、ダンがジャックフィシュをキャッチ。どうやら1投ごとにアタリがあるらしく、2人とも必死の形相でキャストしている。結局トータルで5匹ほどしかキャッチできなかったが、かなり堪能した様子だ。



そして、遅ればせながら私にも何かがヒット。一瞬スペックか?と期待したが、すぐにジャンプしたのでレディーフィッシュ(見た目は淡水のハスに近い)と判明。最後の最後までジャンプし続けるので釣り味は最高だが、食味はいまいちだ。
P1010123.2.jpg


昼の休憩を挟んで、夕方5時から同じ場所で再開。控えめのアクションで誘っていると、掛け上がりを越えた辺りでヒット。今度こそスペックだと直感する。ファイトを楽しみながら寄せてくると、40センチオーバーの良型だった。ようやく運が向いてきたかと思ったが、後が続かない。


 


一方、リトルジョージからメタルジグに変えても2人の好調は続く。ジャークやリフト&フォールを教えなくても、見よう見まねで動かせるのだから大したものだ。それぞれスペックやピギーパーチを次々と上げる中、私のルアーは再び相手にされなくなった。うーん、何が悪いのかさっぱり分からない。さっさと寝て翌日のラストチャンスに賭けることにしよう。早い目にモーテルへ引き上げる。




あっという間に最終日。朝日が何とも清清しい。チェックアウトを済ませ、クーラーに氷を補充する。今日こそ結果を出さなくては。


 


はやる気持ちを抑え車を運転していたら、例の砂浜へ向かう途中にある跳ね上げ橋の手前で赤信号が点灯。橋が真ん中から2つに割れてゆっくりと上がり、その下の海を船が悠然と通り過ぎる。まるで映画のワンシーンのような光景。しばし談笑してやり過ごす。


 


今朝は7時から釣り開始。2人がスプーンやメタルジグを投げる中、僕はロングAをチョイスする。小雨が降る中、それぞれ好きな場所に陣取り黙々とキャスト。今日は10時に切り上げると決めているので、みんな真剣そのものだ。





しばらくすると雨がかなり激しくなってきたが、誰も休もうとしない。2人の驚異的な粘りと集中力には脱帽だ。私も負けじと足下を探っていると、ガツンとスペックがヒット。慎重に寄せてみると、45センチの良型だった。同時に雨も小降りになり、美しい虹が出てきた。大物への期待が高まる。
P1010167.2.jpgこれまた別の日の釣果で恐縮ですが。

どうやら今日も、ダンがラッキーボーイのようだ。ジャックフィッシュやスペック、レディーフィッシュを一通り釣り上げた後、明らかに今までと違う強烈なアタリ。ドラグが唸りを上げ、竿がひん曲がっている。明らかに青物の引きだ。かけ上がりに沿って左右へ走っているようなので、追いかけるように指示する。

2分くらい追いかけ回しただろうか。ようやく魚が波打ち際へ姿を現わした。正体はセロマッカレル(サワラ)。上アゴの皮1枚に掛かっているだけのようだ。しかし、これ以上走られたらバラしてしまうと思い、ラインを掴んで無理やり浜へ引きずり上げた。ダンは歓喜の雄叫び。ウルトラライトタックルでよく釣り上げたものだ。

これを機に、私も青物に狙いを変更。カストマスターにジャークを入れるいつもの釣りに戻した。全力で遠投して、肩が抜けるくらい強引なジャークを繰り返す。


 


残り1時間。はるか沖では、イルカの親子が優雅に泳ぎ回っている。ずっと沈黙していたジムも、40センチオーバーのスペックを立て続けに釣り上げ、調子が上がってきたようだ。2人は近場を丁寧に探って結果を出しているが、僕はひたすら遠投して広範囲を攻める。が、時間は刻々と過ぎていく。






そろそろ潮時かなという時、ドスンと強烈なアタリがきた。さっきのセロマッカレルと同様、どんどん横へ走っていく。「今度こそ青物だ」と直感し、一緒に砂浜を走る。しばしファイトを楽しんだ後にじっくりと寄せてくると、40センチほどのジャックフィッシュのスレ掛かりだった。道理で引くわけである。メッキというよりは、小型GTと呼ぶべき大きさかもしれない。




これは釣れたんじゃなくてアクシデントだよと2人に冷やかされたが、最後においしいおみやげを確保できて良かった。結局3日間で僕とジムが7~8匹ずつ、ダンが10匹以上釣り上げ、非常に満足のいく釣行であった。





その晩は、他の友人も集めて大宴会。みんな新鮮な魚に飢えていたらしく、刺し身や塩焼きはあっという間になくなってしまった。




P1010172.2.jpg  P1010117.2.jpg


思い返してみると6年以上も前の話。私の道楽に付き合ってくれた2人と、純真無垢なメキシコ湾の魚たちに改めて感謝したい。


[ 2006/10/23 21:25 ] 海外釣行記 | TB(0) | CM(8)
お久しぶりです。元気にしてましたか?
毎日拝見させてもらってます。ブログのメンバーさんも増えてにぎやかになってきましたね。異国話もとても楽しそうでその状況が目に浮かんできます。これからも楽しい話を聞かせてくださいね。おっと忘れてた。今週こそはタチウオさんとイカさんの顔を見れるようにがんばるぞー。
[ 2006/10/23 21:03 ] [ 編集 ]
takebuchiさん

お久しぶりです。6年前と言えども、あの楽しい釣行ははっきりと記憶に残っています。日本と違い岸から釣る人が少なかったので、手軽に美味しい魚がキャッチできたのでしょう。ブログの最後の写真にわさびとしょう油が写っているので、あまりアメリカっぽくないですが(笑)。週末のタチウオとアオリ頑張ってください。
[ 2006/10/23 21:54 ] [ 編集 ]
こんばんは~

異国の地シリーズは事前に読んでましたよ~

面子が各国の人で面白いですね~
9月にブログで知り合った人と始めて一緒に釣りに行きましたが、とても楽しく思い出に残る釣行でした。。。


[ 2006/10/23 21:54 ] [ 編集 ]
待ちに待った異国の地シリーズ!puchiはすっかり異国の地ファンです。やっぱり楽しい~内容も写真も魅力たっぷり★色々な国の方も登場されて面白いです。楽しみは釣ることだけでなく大宴会での味わいもまたたのし。6年前とは思えないほど鮮明な記憶力に感心しています。それほどステキな思い出いっぱいだったんですね。これからも続編楽しみにしています~
[ 2006/10/24 20:52 ] [ 編集 ]
funkyおやぢさん
やはり素人に英語で釣り方を説明するのは大変でした。でも、私よりいっぱい釣っていたので結局説明は不要だったかも。
最近、会社の先輩からメバルをルアーで釣りたいと誘われているので3連休にでも同行してみようかな。

puchiさん
変な写真ばっかりですが、楽しい思い出の一端だけでも伝われば幸いです。種明かしですが、今は無き投稿HPに異国の地シリーズを投稿していたので、それを基に文章を作っていたのでした。一応シリーズ完結ですが、今後も単発で記事を書くつもりです。
[ 2006/10/24 21:25 ] [ 編集 ]
釣る楽しみは万国共通みたいですね
生魚を食べれるお国の人たちとでは
やはり楽しみも格別?

実家に帰って釣りて--!(伊良部島)



[ 2006/10/25 23:29 ] [ 編集 ]
今読み返してみましたが
「異国の地」シリーズはやはり面白いですね~
あっしも少し異国ネタがあるので今度書こうかな~
[ 2006/12/06 22:34 ] [ 編集 ]
Funkyおやぢさん

Funky版異国の地シリーズはぜひ読んでみたい! ぶらり途中下車の旅バージョンが好みですが、新たな文体も期待していますよ。
[ 2006/12/07 21:11 ] [ 編集 ]
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